太極拳とは

美しい体つくり 太極拳

tai_page_img001太極拳は、17世紀中頃の中国で武術として体系化されたものですが、現在は誰にでもできる健康法として世界中に広がり、日本にも多くの愛好者がいます。
陳式、楊式、呉式などさまざまな流派が知られていますが、中でも楊式は最も完成された太極拳として愛好者が多い流派です。しかし、太極拳の出発点は一つですし、どの流派でも訓練法の基本はほぼ同じと言われています。

太極拳教室では…

心身のリラックスをこころがけて

太極拳を行うときに最も大切なのは、心と身体の緊張を解くことです。
忙しい日常のなか、ストレスも多いことと思います。
太極拳を行うときには動きに集中すること。
それによって心身共にリラックスを得ることが出来るようになります。

できるだけゆっくりと、が基本

太極拳は他のスポーツと違ってゆるやかです。
どんな方でも抵抗なく始めることができるといえます。
しかし、実際にやっていると膝がガクガクしたり、汗をたくさんかいて、相当の運動量があることがわかると思います。
なぜなら、太極拳はほとんどが中腰の姿勢で、一連の動作を流れるように休みなく行いますから、ゆっくりとした動きにもかかわらず精神の集中が必要となり、思った以上の運動効果を上げるのです。

続けることが大切

初めは誰でも太極拳の一連の動作を覚えるだけでも大変かもしれません。
でも続けているうちに、体が動きを覚えてきます。
また、その動きに合った呼吸も自然にできるようになります。

tai_page_img002 tai_page_img003

私のやっております太極拳は楊式太極拳で最も古いと言われている108式太極拳です。160年前からそのままのカタチでおこなう太極拳です。108のポーズを組み合わせたり、繰り返したりを呼吸法と気の流れを意識して30分おこないます。その運動量はジョギングの5倍くらいといわれてたりもしております。有酸素運動ですから激しい動きはありませんし、体がカタい方や運動音痴な方でも全く問題なくできます。その効果はインナーマッスルはもちろんのこと、デトックスにも。そして『太極拳』は『精神を太くする』要素もあるといわれております。太極拳にとても大切なのは,心と体をの緊張を解くことです。精神的なバランスにもよく、心が安定できるのです。ですから終わった後はとても清々しく気持ちもいいですよ。

写真 佐藤倫子
美しい体つくり 108式 太極拳 Blog